接していないが交わってる線




キーワードは多い
何もしなくていい
ビニール傘が壊れたら
新しーの買お
じゃなく
直すという選択が
無意識にできるひとに
なりたい
と 雨の多かった初秋
思うだけ
思った

9月後半 ───
八王子の教育委員会が主催する『青年ライブステージ』
に出演させていただいた
広い楽屋(会議室?)で
2時間近く ひとりで待機し
出番直前に舞台袖へ呼ばれ
モニターには
キッズとおばさまたちが
満面の笑みでフラダンスをしている姿がうつっており
ゆさゆさゆさと 色鮮やかに
かたやスーツの主催側のみなさんは忙しそうに時計をチラ見したり
無線で連絡を取り合っておりその対比は見事で おれは
なかなかテンションが上がらず... ポエムここにあらず状態
まあ、実力不足だった
客席 最前列のおじさまの表情を最後まで変えられなかった
ギアがずっとニュートラルに入ったまま アクセルをふかしてる感はあった
昨夜(10月28日)
無善寺オープンマイクでどぶねずみ男さんに
「もりさんの朗読は昼間ウケないよ」と言われたが
ズバリです
そしてそれは今後の課題のような そうでないような・・
ただ、青年ライブステージは
東京で半引きこもり生活を送る妹が初めて朗読を見に来てくれたことは幸いで
「声がデカ過ぎたんちゃう?」て感想
あ、そこですか

残りの演者さんのステージも見ず、さっさと退場してしまったのは申し訳なかったです
精神的にいっぱいいっぱい
でした


一所懸命は功を奏さない
これはずぼらの言い訳だろうか いやでもほんとそうなんだ

ぎりぎり
ガチにならないようにしている
ガチになると壊してしまう
歴史とはつまり破滅そのものかもしれない
かもしれない けれど
かもしれない は わからないによく似てるし
何よりも今は
時間より空間に漂いたい
そして そんな強がりが
壊れる瞬間の 一瞬のガチ
がきっといちばんおもしろい

ん、
でも今を壊したくないって
未来を見据えて 守りに入ってる それ空間じゃなく時間に生きてね?

ふぅー。。うっぷす

この話 破滅せい

自分ではガチじゃなくて
むしろ当たり前くらいのことが
他者の目にはガチっぽく
うつるのがほんとのガチなんじゃないかしら
一所懸命とか ガチは
主観じゃなく客観で...
とか
考えすぎたら すでにガチガチで



ハッ


クソつまらない日々は
いつか 最高にうまい一日を
食う
ための おダシです
リスクのないステージ
村八分にならないロック
平成の私
タイムカード押すまでに
行く 三千里
出勤した瞬間じつは
お疲れさま、と
言ってあげたいあなたに
ぼくに



昨夜
日雇がたまたまなくなり ちょうどミキさんから
「今日きなよ」と
ただそれだけの
短い一文があり
何かあったかい気分に
なって白い息を吐きながら
ビニール傘は壊れたまんま
無善寺へ向かった


今年も残りあとわずか
がんばろう。



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